生姜で風邪予防！子どもにもおすすめ生姜レシピ２選＆温感生姜のレビュー

この記事を読んでわかること

・生姜の効果・効能
・生姜を使った風邪の予防方法
・風邪におすすめの生姜レシピ
・粉末生姜「温感生姜」のレビュー

毎日寒い日が続いている中、この時期はご自身や子どもも体調を崩すことが多いのではないでしょうか。

「風邪をひいたら食べるといい食材」といえば

生姜、はちみつ、大根…など一度は聞いたことがあるかと思います。中でも生姜は漢方に多く含まれる生薬でもあり、風邪のひき始めにのむ葛根湯などの漢方薬にはおよそ８割ほど含まれています。

今回は今の寒い時期、風邪予防に特におすすめの「生姜」について徹底解説！

風邪予防にぴったりの生姜ですが、ピリっとした辛みもあるので生姜は子どもが苦手なことも多いと思います。

子どもにもおいしく飲めるはちみつ生姜湯のレシピや、子育て中や共働きで毎日忙しいご家庭でも簡単に取り入れられる粉末生姜「温・感・生・姜」もレビュー。

生姜の効能・効果８選

1.血行促進・冷え解消

生姜は生で使用すると生の生姜に多く含まれる「ジンゲロール」により、血行促進の効果があります。体の血流を良くするため、手足の冷えにも役に立ち、さらに発汗作用により排出されやすくなるので、むくみの解消にも役に立ちます。

加熱した場合、「ジンゲロール」は体の芯を温める効果がある「ショウガオール」に変化します。このショウガオールにも血行促進効果があり、体の内部を効率的に温めることができます。温かいスープや煮込み料理、ジンジャーティーなど、寒い季節には温かい食べ物、飲み物と一緒に摂るのがおすすめです。

2.殺菌作用

生姜に含まれるジンゲロールとショウガオールには殺菌作用があります。生の生姜の方が殺菌作用が高いので、食中毒予防にも役立ちます。殺菌力を高めたいときは生がおすすめです。

3.抗炎症作用・免疫力アップ

生姜には抗酸化物質や抗炎症成分も含まれており、これらは体内の炎症を抑え、免疫を強化してくれます。

体が温まることによって「血」のめぐりと「気」のめぐりが良くなり、体の隅々まで栄養素を届けることができます。その結果、体の免疫力アップにつながり、風邪やウイルス感染から体を守ります。

4.消化を促進

胃腸の調子が悪いときも生姜がおすすめです。胃腸にも血行促進効果が働くことによって消化を促進する効果があります。胃腸への負担があまりないように温かい食べ物・飲み物に少しずつ加えて摂取しましょう。

5.胃や腸内環境の改善

生姜に含まれるジンゲロールとショウガオールが胃腸の血行を促進することで、胃腸の働きを改善する効果があります。

また生姜に含まれる「ジンジベイン」には、タンパク質分解サポートの効果もあり、食べ過ぎによる胃もたれや腸内にガスが溜まることを緩和する効果があります。

6.吐き気やめまいの緩和

生姜に含まれるショウガオールという成分は、消化器官の筋肉をリラックスさせ、吐き気やめまいを緩和する効果があります。船酔や車酔い、妊娠中のつわりなどによる吐き気を和らげるのに効果的です。

7.肺機能を高め風邪予防

肺には肌や粘膜、器官を潤す役割があり、肺機能が低下すると風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなります。

生姜は肺を温めて咳を止める効能があるため、咳が出て辛いときにもおすすめです。生姜のピリリとした辛味によって肺の働きを良くする効果もあるため、肺機能を高めることにより風邪予防にも効果があります。

8.口臭の予防・緩和

生の生姜の成分のジンゲロールは唾液の中の酵素を活性化する効能があります。唾液の中の酵素が活性化することで、口臭の原因物質が分解され、嫌な口臭が緩和されます。

食後、口臭が気になったときに摂取しても効果があり、生の生姜で摂取するのがおすすめです。

生姜の成分は主に２つ

ジンゲロールとショウガオールの違い

生姜には２つの成分ジンゲロールとショウガオールがあり、温まり方も変わります。

・『ジンゲロール』…
生の生姜をすりおろした際に汁含まれるものが「ジンゲロール」。殺菌作用・発汗作用が高い・発汗作用により体温が下がる・体の末端を温める・デトックス作用などの効果があります。

・『ショウガオール』…
加熱したり、水分をとばした乾燥生姜に含まれるのが「ショウガオール」。加熱することでショウガオールが増えますが、じっくり加熱することでより増えるのが特徴です。脂肪燃焼・血行促進・吐き気の緩和・めまいの緩和などの効果があります。

生姜の使い分け早見表

簡単！風邪におすすめの生姜レシピ

1.はちみつ生姜湯

寒さやのどの痛み、せきにおすすめなのが「はちみつ生姜湯」です。

注：子どもにもおすすめですが、はちみつを使用するため、1歳未満の乳児には与えないでください。

はちみつはのどの炎症を抑えたり、粘膜の保護、痛みを緩和してくれる効果があります。また、レモン汁などを入れると風味が良くなりより美味しく感じられ、ビタミンCも取り入れることができます。

ビタミンCも抗酸化作用を持つため、風邪予防に役立ちます。

2.りんごと玉ねぎもプラス！絶品生姜焼きのタレ

我が家がよく作っている生姜焼きのタレのレシピです りんごと玉ねぎを入れることでフルーティーな甘みとコクが増し、生姜の辛さがマイルドになります。生姜焼きは我が家の子どもたちに大人気のおかずの一つになっています。

 我が家は今回、ネオニコチノイド系などの農薬不使用のふじりんごとオーガニックの玉ねぎ、生姜を使用しています。

りんごのすりおろしは甘みのある種類のりんごを使用しましょう！

おすすめの生姜ちょい足し

普段の飲み物や料理に入れてあげるのも手軽にできるのでかなりおすすめです。

・ヨーグルト
・甘酒
・味噌汁
・野菜炒め
・鍋料理
・紅茶に入れてジンジャーティー　　など

誰でも簡単！おすすめ国産有機の粉末生姜

「生姜って刻んだりおろしたり、すぐに使いたいときちょっと手間がかかるよね」

「市販の生姜チューブは添加物が気になるし、何かいいのはない？」

国産有機の「温・感・生・姜」のレビュー

名称	有機生姜粉末食品
内容量	１５g（500mg×30包）
原材料名	有機生姜粉末［生姜（国産）］
賞味期限	約2年

一箱３０包入り、細かな粉末になっているのでお湯を注ぐとすぐに溶けます。実際に「はちみつ生姜湯」を作って飲んでみたところ、かなり美味しくて驚きました！

分量は温・感・生・姜１包、はちみつ大さじ１、お湯２００ml、レモン汁の代わりのシークワーサー原液小さじ１で作りました。全て混ぜてできあがりです 

今回使用したはちみつはみやこ下地島空港ターミナル限定パッケージのはちみつ、「島のみつ」を入れています。フルーティーでクセがないので何にでもあうはちみつです 

それと、今回レモン汁の代わりに我が家がよく使用しているのが「山原シークワーサー」、シークワーサーの原液です。こちらも沖縄の商品になります。

レモン汁の代わりに使えて、ドレッシングにしたり、さまざまな料理や飲み物にまで幅広く使えて便利なのでお気に入りです。こちらもよく購入しています 

オーガニックジンジャーエールもおすすめ

HIKARI食品さんのオーガニックジンジャーエール

こちらはHIKARI食品さんのオーガニックジンジャーエールです。有機JAS認定、オーガニックの生姜がしっかり入っています。我が家でよくストックしているものの一つです。

こちらは缶になっていて、飲みたいときにすぐに飲めるのがメリット。良く市販で売っているカナダドライのジンジャーエールとは違い甘すぎず、生姜が沈澱するほどしっかりはいっているので生姜を直に感じられるジンジャーエールになっています。

すりおろした生姜がたっぷり入っていて缶の底に沈殿しているので、飲む時はゆっくり上下ひっくり返してから飲んでください 

まとめ

今回は体を芯から温め、免疫力のアップや風邪予防に効果がある「生姜」についてご紹介しました。

生の生姜のままが良い場合や加熱したほうがよい場合など、体の状態によって生姜の効能を効率良く取り入れることがポイントです。

食べ物や飲み物に「ちょい足し」することでも生姜の健康効果が 誰でも簡単に取り入れられる粉末生姜「温・感・生・姜」は手軽で、且つ時短したい方にもおすすめです。

ぜひ生姜を取り入れた生活で、風邪にも負けず、免疫力アップにつながる健康な体を手に入れましょう！