腸は第二の脳!子ども成長に大切な腸内環境を整える食べ物と避けたい添加物5選

腸は第二の脳!大切な腸内環境について


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この記事を読んでわかること

・子どもの成長に大切な腸について
・腸内環境のメンテナンス方法
・腸内環境を整える食べ物
・腸内環境を壊す添加物5選
・子どもの排便、食事量や内容について

予防医療・栄養コンサルタントの
細川モモさん監修の本

「成功する子は食べ物が9割」

こちらのシリーズは累計15万部突破している大変人気の本です。

この本の中から是非子育てママ、パパさんに知ってほしい情報を簡単にまとめました。

前回に続いて第二弾!免疫にも関係する腸内環境について。

ここママ

最近、寒くなってきて健康管理が大変。子どもたちの健康を考えた食事と元気に過ごすために何かできることはないかしら?

そんな疑問に、この記事では免疫にも関係する腸内環境の大切さについてお伝えします。

腸内環境、気にした事ありますか?実は生まれる前の赤ちゃんの腸には細菌はいません。生まれてから初めて口からとり入れて腸に達し”腸内細菌”として住みつきます。

また、

腸内細菌は3歳までにほぼ決まります。

研究結果では幼い頃から除菌や抗菌を徹底するのではなく多くの人や場所、動物と触れ合い多種多様な菌をできるだけ多く菌を獲得するという事が重要だとわかっています。

実は腸は体の最大の免疫器官で第二の脳

と言われているのはご存知でしょうか?第二の脳と言われているはすごいですよね!健康に生きていくためには腸を整えることが大切で腸が鍵を握っているということです。

腸を大事にしてますか?もしかしたら今の食事、腸内環境をダメにしているかもしれません。毎日の食事や体調、年齢などたくさんの要因によって日々変化する腸。

感染症や病気を防ぐなど、免疫にも大いに関わる免疫器官でもあります。ご自身や家族、お子さんの健康にも関わる
生きていく上で大切な腸について知るチャンスです。

以下、腸の基本的な情報も踏まえて簡単に説明していきます。

目次

腸には免疫細胞の6割が集まっている

腸内環境を整えるもっとも大きな手段が毎日の食事です。

そして冒頭でもお伝えしたように

腸は体の中で最大の免疫器官で第二の脳

と言われています。

腸は免疫細胞の6割があつまっている体の中で最大の免疫器官です。腸内環境は常に変化しています。

まずは腸内環境をチェックしよう!

腸内環境はどうでしょうか?

ご自身やお子さんの腸についてチェックしてみましょう!

①肉などのたんぱく質や脂っこい食事が多い
②納豆やヨーグルトなどの発酵食品を食べる習慣がない
③便秘やゆるい便
④肌荒れがある
⑤口臭・体臭がある
⑥ストレスがある
⑦不規則な生活をしている
⑧食物繊維の摂取量が少ない

ほぼ当てはまる人が大半ではないでしょうか?!これらは腸内環境が乱れていることにつながります!

腸内細菌は善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類

①善玉菌
体によい働きをする菌、悪玉菌の増殖を防いだり有害物質の排出を促しておなかの調子を整える

日和見菌
どちらにも属さない菌で善玉菌、悪玉菌の優勢な方の味方をする


悪玉菌
たんぱく質や脂質が多く含まれる食事や不規則な生活で悪玉菌が増える。肉などのたんぱく質や脂質を分解して便として体の外に排泄する

この3つの細菌のバランスがとても大切になってきます。

悪玉菌は増えすぎると有害物質を作り、腸内環境が悪化させてしまいますが、たんぱく質や脂質を分解して便として体の外に排泄する役割があるので大切な菌です。

また、腸内細菌は常に変化していて3日でほぼ入れ替わるため、善玉菌を増やす食生活は毎日続けないと意味がないということになります。

腸内環境のメンテナンスをしよう

腸内環境を整える食物繊維

食物繊維とは小腸で消化・吸収されず、そのまま大腸に届けられる成分で、善玉菌の活動を活発にするため乳幼児期から積極的に摂りたい栄養素。腸内環境を整えるには腸内細菌の善玉菌を優勢に保つことが大切です。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり不溶性2:水溶性1のバランスが理想的とされています。

①不溶性食物繊維
・腸の運動を活発にして便通を促す&有害物質を排出

・便の量を増やして腸を刺激し腸のぜん動運動を促す

②水溶性食物繊維
・脂肪、糖分の吸収を緩やかにして善玉菌を増やす

・便に水分を含ませてやわらかくする

子どもの便秘は直腸性便秘が多く、量を増やして腸を刺激する不溶性食物繊維が多い食材を与えてしまうとかえって悪化する場合もあるので注意が必要です。

便に水分を含ませてやわらかくする水溶性食物繊維を摂り、バランス良く食物繊維を摂取しましょう!

不溶性食物繊維
水溶性食物繊維
  • 野菜類
    キャベツ、レタス、ほうれん草ブロッコリーなど
  • きのこ類
    しいたけ、キクラゲ、エリンギなど
  • 穀物
    玄米、雑穀米、全粒粉小麦など
  • その他
    豆類、エビやカニの殻 など
  • 穀類
    じゃがいも、さつまいも、里芋など
  • 海藻類
    わかめ、ひじき、こんにゃくなど
  • 果物類
    りんご、いちご、キウイフルーツなど
  • その他
    大麦(もち麦・押し麦)ライ麦オートミール
    納豆、山芋、オクラなど

食物繊維が不足すると、便秘や肥満のリスクが高まります。

しかし多くの日本人は、十分な食物繊維を摂取できていないのが現状です。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を意識して積極的に摂りましょう。

子どもの食事の適量は排便でわかる!

子どもの食事量や内容の良し悪しは排便で教えてくれます。これは大人も同じです。「私、便秘体質だから…」ではなく、実は便は前日に食べた物がそのまま反映されます。

つまり、子どもがいる家庭では子どもの排便状況を見れば食事の成績がわかるという事です!ご飯を抜いたり、食べる量が少ないと1日の食事量そのものが足りないので便の量も減ってしまいます。

また、パンが主食のときは水分不足があるかもしれません。代わりに和食はご飯+味噌汁になるので水分が多く、野菜やお味噌、海藻類など一気に食物繊維を摂取できます。

排便は1日3回〜1週間に3回くらいが正常範囲内。形はバナナ形であればOK
逆に毎日出ていてもかたくコロコロしている、排便に50秒以上かかる、ドロドロで水分が多い、お腹が張る、は便秘です。

きちんとした排便習慣を身につけ、腸内環境を良くするためにはまずは食事です。食事を第一に考えつつ、次に早寝早起きの規則正しい生活習慣、排便に必要な筋力をつけるための運動も欠かせません。

腸内環境を壊す添加物5選

腸に良くない影響を及ぼす添加物

  1. 乳化剤

    加工食品やお菓子などに身近で多く入っている。乳化剤は一括表示の為、何が入っているのかわからないものが多い。乳化剤の中でも特にポリソルベート80、カルボキシメチルセルロースは腸の粘膜を破壊し、細菌を減少させて腸炎を引き起こす。
  2. 人工甘味料
    (スクラロース/サッカリン/サッカリンNa/スクラロース/アスパルテーム/アセスルファムK など)

    正常な量のスクラロースを食べたラットは、腸内細菌がほぼ半分に減少。また肝機能の数値も高まり栄養吸収を妨げ腸内細菌の成長や繁殖を困難に。味覚の変化や糖の代謝異常などを引き起こします。また、2023年にはアスパルテームは発がん性疑いありと分類されました。アスパルテームだけでなく、人工甘味料は避けることをおすすめします。
  3. トランスグルタミナーゼ

    表示されない食品改質剤。魚のすり身の結着材として使われ加工食品には頻繁に使われている。安全か安全でないのか結論が出てなく、使用表示の義務化がされていない。免疫が異物と誤解し攻撃するので腸にダメージ、自己免疫疾患が起きやすくなる。
  4. 保存料
    (安息香酸/安息酸ナトリウム/ソルビン酸 など)

    主に抗菌作用で食品に使われている。腸内細菌の減少や成長、増殖を阻害。免疫系に悪影響を及ぼす危険性がある。
  5. 亜硫酸塩

    有益な菌、ビフィズス菌を大幅に減少させる。ドライフルーツやワインなどに多く含まれている。

全部避けるのは難しいです。発酵食品や食物繊維を意識して食べ、自分にできる腸活をしましょう!

まとめ

下記簡単にまとめたので是非参考にして下さい。

腸は体の最大の免疫器官で第二の脳
腸内細菌は3歳までにほぼ決ま
り、できるだけ多くの菌を獲得させる
・食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類

不溶性2:水溶性1のバランスが理想的

・排便は1日3回〜1週間に3回くらいが正常範囲内。形はバナナ形

腸内環境を壊す添加物
①乳化剤・②人工甘味料・③トランスグルタミナーゼ・④保存料・⑤亜硫酸塩

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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