オーガニックとは?世界の認証マーク一覧|覚えておきたい買い物に役立つ知識

オーガニックとは?世界の認証マーク、お買い物に役立つ覚えておきたい知識


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「そもそもオーガニックって何?」

「オーガニック=安全ってイメージだけど、何かよくわからない」

そんな声にお応えしてオーガニックとは何かまとめました。また、無添加生活や健康に配慮した生活をしていると、お買い物の時に遭遇する色々なオーガニック認証マーク。世界の安心安全な認証マークもご紹介していきます。

ここママ

オーガニックの事や世界の認証マークを知って、ぜひ普段のお買い物に役立てて下さいね。

参考:日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会HP

この記事を読んでわかること

オーガニックとは何か
オーガニックの目的
安心安全な世界の認証マーク一覧

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目次

オーガニックとは?

オーガニック=有機

オーガニック(Organic)を日本語に訳すと”有機”。オーガニックと有機は実は同じ意味でオーガニック=有機ということになります。

オーガニック、有機とは、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をさします。

オーガニックの取り組みは多様な目的へ繋がっている

オーガニックは安心安全だけが目的ではない

世界的にオーガニックが注目されたのは20世紀半ば。19世紀からの大量生産・大量消費によって、化学肥料や農薬に頼る農業が増え、環境汚染や人の健康被害が深刻な問題となりました。

環境と健康を守るため、昔ながらの農法(オーガニック農法)に回帰する動きが起こり、1972年にIFOAM(国際有機農業運動連盟)設立

日本でも、みどりの食料システム戦略として、2050年までに耕地面積に占める有機農場の割合を25%にすることを目指すなど、オーガニックへの取り組みが強化されています。

国際的な規模で有機農業推進活動を行っているIFOAM(国際有機農業運動連盟) は、オーガニックの原則として「健康」「公正」「生態系」「配慮」の4つの項目を掲げています。それぞれを詳しく見てみましょう。

①「健康」

健康とは「身体的・精神的・社会的・生態的に満たされた状態」のこと。私たちの健康は、単独では成り立ちません。健康な作物を育てるための健康な土などの自然環境が必要です。

②「生態系」

植物は栽培される場所で暮らす動物や昆虫・微生物など、多様な生物と協力し合って成長します。そうした「相互作用」を壊さないことが求められています。

③「公正」

生産者も消費者も、人も動物も、オーガニックに関わるすべては公正の概念の中で成り立ちます。児童就労や植民地栽培などの排除が言われるのはこのためです。

④「配慮」

生産性や効率を最優先するのではなく、すべての命がより良く生きられるよう配慮された技術を使おうという考え。遺伝子組み換えを推奨していないのもこの影響が未知数のためです。

オーガニックが広まることにより、人や動植物、微生物などすべての生命にとって、平穏かつ健全な自然環境・社会環境が実現します。オーガニックとは、人を含めたすべてのものを公正に扱い、全体としてより良く生きられるよう配慮された技術を使うことを求めています。

参考:ワタミオーガニック公式

日本のオーガニック認証制度

有機JASマーク

日本の有機JASマークは、太陽、雲、植物をイメージしたマークとなっています。食品で「オーガニック」や「有機」と名乗るために定められている基準は国によってそれぞれですが、日本では農林水産省が基準を設定しています。

現在日本で有機JAS規格を決めているのは、「有機農産物」「有機加工食品」「有機畜産物」「有機飼料」の4種類です。
農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品を表しており、栽培方法、使える肥料、製造方法、使える食品添加物などの公的基準で規格を決めています。

オーガニック農産物、畜産物、加工食品、飼料、畜産物および藻類を販売する際に「オーガニック」あるいは「有機」と表示するには、生産者や加工業者が登録認証機関の検査・認証を受け、「有機JASマーク」を表示しなければなりません

有機JAS規格では、オーガニック農産物の生産方法を次のように規定しています。

・堆肥*などによって土づくりをおこない、種まき、植付けの前2年以上および栽培中は(多年生作物の場合は収穫前3年以上)原則的に化学肥料および農薬を使用しない

・遺伝子組み換えの種や苗を使用しない


*堆肥(たいひ):稲わらや落ち葉などの有機物を微生物の力で分解させ、成分が安定するまで腐熟させたものを指す

その他、オーガニック基準を定めていない水産物、コットンなどの繊維、化粧品などは、表示責任者が「有機」「オーガニック」の根拠を持って表示しているのが現状です。

世界の認証マーク一覧

①USDA オーガニック認証(アメリカ)

USDA オーガニック認証(アメリカ)

アメリカの法律(National Organic Program)で定められた、米国農務省(United States Department of Agriculture)オーガニック認証のマーク。95%以上の有機原料を使用したものでなければマークをつけることはできません。

②ECOCERT オーガニック認証

ECOCERT オーガニック認証

1991年に設立したECOCERT(エコサート)は、フランスのトゥールーズを本拠地に置く国際有機認証機関。

ヨーロッパで規定されているオーガニック基準を満たしているかを厳しく検査し、認定を行なっている、世界のスタンダードな認証マークとなっています。

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③ユーロリーフ オーガニック認証 (EU欧州連合)

ユーロリーフ オーガニック認証 (EU欧州連合)

EUの有機農業規則に従って生産された農産物であることを証明するマーク。欧州旗の象徴でもある12個の星、葉の形、緑色の「ユーロリーフ」は、欧州と自然の融合をイメージしています。

EU有機ロゴマークとあわせて、管理団体のコード番号と製品を構成する農業原料が作られた場所を併記しています。

④ACO オーガニック認証 (オーストラリア)

ACO オーガニック認証 (オーストラリア)

ACO(Australian Certified Organic)は、オーガニックおよびバイオダイナミック農産物のオーストラリア最大の認証機関で、オーストラリア検疫検査局(AQIS / The Australian Quarantine and Inspection Service)によって承認された認証会社です。

オーストラリア認定オーガニックのロゴ ”bud”(つぼみ)は、オーストラリアのオーガニック業界を代表するロゴとなっています。

⑤COR オーガニック認証 (カナダ)

COR オーガニック認証 (カナダ)

カナダ国内の有機認証制度、COR(Canada Organic Regime)に認証されたものにつけられるオーガニック認証マークです。

カナダ食品検査機関(CFIA)がロゴの使用を規制しています。有機ロゴの使用は、95%以上の有機含有量を有し、CORに従って認定された製品に対してのみ許可されています。

⑥AB オーガニック認証 (フランス)

AB オーガニック認証 (フランス)

フランス農務省による認証のマーク。ABとは「Agriculture Biologique」の略で、「有機農業」を意味します。フランス政府が1981年に指針を制定し、1985年以来国家によるビオ(オーガニック)認定マークとして使用。

最低3年間は有機農法実施していること、オーガニック材料を95%以上含むこと、EU圏内で生産あるいは、加工されたものに限るなど、厳しい基準を設け、1年ごとの抜き打ち検査も行われます。

⑦demeter オーガニック認証 (ドイツ)

demeter オーガニック認証  (ドイツ)

世界で最も基準が厳しいともいわれるオーガニック認証がDemeter(デメター、デメテル)のマークです。欧米では、デメター認証を取得していることが信頼に繋がり、一種のステータスとして認識されています。

デメター認証を取得するには、農作物や家畜をバイオダイナミック農法という方法で行います。また、加工過程もデメター認証による厳しい基準に沿って行います。

バイオダイナミック農法とは?
化学肥料や農薬は使わず、太陽の位置や月の満ち欠け、植物のリズムなどに合わせて行う農法です。世界最高峰の有機農法と言われています。自然が本来持っている力を最大限に引き出すことを重視し、種まきや収穫といったタイミングは、太陽暦と占星術に基づいた「農事暦」に沿って決めています。

⑧Bio オーガニック認証 (ドイツ)

Bio オーガニック認証 (ドイツ)

ドイツ政府認定、オーガニック認証の統一規格、Bio-Siegelの認証マーク。このマークは、EUの有機農業の法律を元に製造から加工までの決められた条件をクリアし管理機関によって認証されます。

2001年に連邦消費者保護・食糧・農業省大臣によって導入され、EUの有機栽培の基準を満たした農産物や商品に、EU認証マークのユーロリーフと一緒に貼付することが可能となっています。

⑨SOIL ASSOCIATION オーガニック認証 (イギリス)

SOIL ASSOCIATION オーガニック認証 (イギリス)

1946年にイギリスにて設立された、英国最大の有機認証機関による認証マーク。

Soil Association (ソイル・アソシエーション :英国土壌協会)」は「健康な土壌が健康な植物を育み、それが健康な体を生んでいく」という基本理念のもと、EU規則やその他の国内基準より条件の厳しい基準を設けるとともに、オーガニックの普及にも大きく貢献しています。

⑩GOTS オーガニック認証

GOTS オーガニック認証

繊維製品のオーガニック世界基準(Global Organic Textile Standard)の認証マークです。

原料がオーガニックであること、環境・社会的に責任ある製造方法であること、トレーサビリティがあること、正しくラベリングされていること(”Organic”=製品の95%以上が認証されたオーガニック繊維、”Made with Organic”=製品の70%以上が認証されたオーガニック繊維を使用したもの)などの基準が定められています。

まとめ

世界にはこんなに認証マークがあるんですね!改めて、私もお買い物の際はチェックしてみようと思います。

オーガニックは、多様な目的へと繋がっています。空気、土、水、山や川、海などの自然や虫、動植物、全てにおいて繋がっていてとても大切なことだと私は思います。

日々の中で多くの人が少しずつオーガニックの事を知り、取り入れ、世界中の人々が地球環境と人との繋がりを考えた生活環境になれたらいいなと思います。

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